ことばと子どもの育ち~絵本の読み聴かせを通して学ぶ(3)& シュタイナーから考えるこれからの子どもたちへの教育

この世に生まれて来て、まだ間もない幼な子たち。 その健やかな成長にとって、欠かせないもの。 それは、母乳から始まる滋味豊かな食べ物であることは言うまでもありません。
 しかし、それらと共に、傍にいる大人からのことば遣いが、子どもの健やかな成長にとってとても大事なものなのです。 それらは、その子の生涯にわたる健康と深く結びついていて、とりわけその人の晩年の健康と関わり合うことが、シュタイナーによって説かれています。
幼な子たちが本当に求めている、ことば遣い。 シュタイナー教育からなされる保育、幼児教育、そして、子どもたちへの教育。 それは、人というものの生涯の健康を視野に入れた芸術行為なのです。
 
毎日繰り返して読み聞かせることのできる絵本を通して、幼な子たちにとってからだの滋養になる読み方を学ぶ午前の時間。
そして午後にはシュタイナー教育がこの現代の日本において、どう子どもたちの成長を支え、促がして行くことができるかをお話ししたいと思います。

子どもたちを守り、健やかに育ててゆく、そのことの本質へと迫る時間になります。 共に語り合いながら、たっぷりとことばの芸術を体験し、子どもの健やかな育みについて考えて参りましょう。


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