豊富な経験と深い知識を持つ宇野里砂先生が、乳児期の姿勢運動発達並びに幼児の発達と生活機能のつながりに焦点を当てた特別講座をオンラインで開講します。宇野先生は、三重大学医学部を卒業後、大阪大学大学院医学系研究科神経生理学教室で医学博士の称号を取得。その後、2004年からは豊中市立児童発達支援センターで勤務し、ボイタ法やボバース法の研鑽も積まれています。現在は、武庫川女子大学教育学部教授を務めるとともに、豊中市立児童発達支援センターで小児科非常勤医師として、たくさんの発達に課題を持つ子どもたちに関わるだけでなく、小児の発達に関わる支援職を指導、小学校などの現場へのアドバイスをしてこられました。この講座では、乳児期の発達をどのように評価し、どのように支援していくべきかについて、具体的なアドバイスが受けられます。また、発達の遅れや偏りが将来の生活機能にどのように影響するかを見通し、保護者にどのようにアプローチすべきかについてのアドバイスも含まれます。発達支援の重要性はますます高まっていますが、現場では「発達をどう診るのか」「どこまで指摘するのか」「どう繋ぐのか」といった課題が山積しています。発達のマイルストーンをクリアするだけでは不十分で、早期介入によって発達や生活機能に良い循環をもたらすことが求められます。この講座では、発達の診かたと支援の糸口を共に探り、支援職としてのスキルアップを目指します。講座1 2024/11/11(月) 20時~21時半テーマ:乳児期の姿勢運動発達質問会 2024/12/02(月) 20時~21時半講座2 2025/1/20(月) 20時~21時半テーマ:幼児期の発達と生活機能の繋がり質問会 2025/2/10(月) 20時~21時半各回ともにオンデマンド配信をいたしますので、繰り返し学ぶことが可能です。ぜひ、この機会に宇野先生から直接学び、子どもの健やかな成長を支えるための知識と技術を深めてください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。<開催形式> Zoomによるオンライン講座各講座終了後一定期間オンデマンド配信がございます。<参加費> 講座1、講座2ともに 一講座 7500円(税込)---宇野里砂先生プロフィール---1993年 三重大学医学部卒、阪大小児科入局2000年 大阪大学大学院医学系研究科 神経生理学教室 卒、医学博士2004年~ 豊中市立児童発達支援センター小児科医師(大手前整肢学園 富正男先生に師事し学んだ)現在、武庫川女子大学 教育学部 教授、豊中市立児童発達支援センター小児科非常勤医師、大阪小児科医会理事。今回の講座についてのメッセージ1か月児及び5歳児健康診査支援事業など、子どもの発達支援の重要性に注目が集まっていますが、「発達をどう診るのか」「どこまで指摘するのか」「どう繋ぐのか」など、課題は山盛りです。発達はマイルストーンをクリアすればOK…ではありません。なぜなら、発達の遅れや偏りはその後の発達に、そして生活機能に繋がるからです。また、遅れや気になる部分を指摘して放置するのでは、親子を混乱させるだけで、子ども支援にも保護者支援にもなりません。遅れや偏りが今後どのようになっていくかの見通しを持って指摘することが大切です。指摘する際には、保護者が実践できそうな対応や工夫をあわせて伝えることが必要です。乳児期など早期に介入するほどに、子どもの発達や生活機能に良い循環が芽生えます。幼児期以降にもできることはありますし、気づいたときから対応や工夫を始めることが肝心です。この講座で発達の診かたと支援の糸口を発見しましょう。<主催> POMODs Labo/姿勢発達の会 shisei.hatatsu@gmail.com