言語芸術と日本 古事記の精神

わたしたちの国、民族、世界がいかにして創り上げられてきたか。「神話」とは、そのやうなわたしたちのおほもとを語る物語として、各民族によつて、おのおのの言語でずつと語り続けられて来たものです。

「古事記」に語られてゐるのは、世の始まり、天地(あめつち)の初発(はじめ)からの、我が国の神話です。この書は、時のすめらみこと、天武天皇が御みづから口で語られた「神がたり」で、ことばの芸術品であり、日本といふ国をとこしへに精神的に支へる言霊のつづれ織りでもあります。

いま、この神話を語るのは、明らかに、いま、世界中が新しいまことの夜明けの前の暗闇を経験してゐるからだと実感してゐるからなのです。

この国をこの国たらしめつづけるべく、この神語りを令和のわたしたちが声に響かせ、これからの日本の子どもたちにも、伝へてゆきたいと念ふのです。


【日 時】2023年2月26日(日)13:30から16:30
【場 所】宮城野コミュニティセンター(仙台市宮城野区萩野町2-13-10)
【定 員】20人(先着)
【参加費】3500円

【講 師】諏訪耕志(ことばの家)
1964年大阪市出身・在住。1994年よりルードルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座などを通して活動中。2004年より、言語造形のアトリエ「ことばの家」を主宰

※開催日1週間前までキャンセル無料。それ以降、お休みされる場合は、お友達などにご紹介ください。ご紹介いただけない際には、恐れ入りますが参加費の50%をお振込みいただきます。
※本講座は、講師の来仙に併せて継続開催を行なっていきたいと考えています(2、3カ月おきなど)

【主 催】アントロポゾフィーハウス宮城


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